左近の陣(読み)サコンノジン

デジタル大辞泉 「左近の陣」の意味・読み・例文・類語

さこん‐の‐じん〔‐ヂン〕【左近の陣】

日華門内にあり、紫宸殿ししんでんの東向かいに位置する陣座儀式の際、左近衛府武官が詰めて警衛した。左近衛の陣。左仗さじょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「左近の陣」の意味・読み・例文・類語

さこん【左近】 の 陣(じん)

(「さこんえ(左近衛)の陣」の略) 紫宸殿の東向かいの門、日華門内にあり、儀式のとき、左近衛の武官が詰めて警衛した場所。左近衛の陣。
九暦‐逸文・天慶元年(938)七月二一日「除目後、初参左近陣、先参殿申、左仗座在南北、初参之日可何方

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android