差し扇(読み)サシオウギ

デジタル大辞泉 「差し扇」の意味・読み・例文・類語

さし‐おうぎ〔‐あふぎ〕【差し扇】

扇をかざして顔を隠すこと。また、その扇。
「この上は―をのけられ候へ」〈謡・藤栄〉
儀式などの際、女官がかざして顔を隠す檜扇ひおうぎ
能の舞の型の一。左・右と二歩後退しながら扇を右側から大きく上げ、前方に水平に出す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android