差前（読み）サシマエ

デジタル大辞泉「差前」の意味・読み・例文・類語

「差し料」に同じ。

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〘名〙

① 差して用いる刀。腰に差す刀。差料(さしりょう)。

※狂言記・武悪（1660）「さりながら身どもがさしまへは、おぼえが御ざらぬ」

② 目の前にあること。直面していること。

※絅斎先生敬斎箴講義（１７Ｃ末‐１８Ｃ初）「読ば読むなりに、どうなりと指前指向の事なりに、づんど失ぬぞ」

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