市村羽左衛門(11代)(読み)いちむら うざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市村羽左衛門(11代)」の解説

市村羽左衛門(11代) いちむら-うざえもん

1791-1820 江戸時代後期の歌舞伎座元。
寛政3年生まれ。10代市村羽左衛門の養子。寛政12年江戸市村座の座元9代をつぎ,11代羽左衛門を襲名(名義6代目)。借財のため,興行権を桐(きり)座にゆずる。文政3年7月11日死去。30歳。俳名家橘(かきつ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android