市町村道(読み)シチョウソンドウ

デジタル大辞泉 「市町村道」の意味・読み・例文・類語

しちょうそん‐どう〔シチヤウソンダウ〕【市町村道】

道路法規定に該当する道路で、市町村長がその路線を認定したもの。市町村が設置し、管理する。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「市町村道」の意味・わかりやすい解説

市町村道
しちょうそんどう

市町村の区域内の道路で、市町村長が市町村議会議決を経て認定したものをいう(道路法8条)。

[編集部]

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百科事典マイペディア 「市町村道」の意味・わかりやすい解説

市町村道【しちょうそんどう】

市町村の区域内に存在する一般道路で,市町村長がその路線を認定したもの。道路は市町村の建造物となり,このため管理の費用を負担することになるので議会の議決を必要とする。日本の全道路延長の大部分を占める。→道路

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世界大百科事典(旧版)内の市町村道の言及

【地方道】より

…道路のうち地方公共団体の営造物であるものをいう。地方道には,道路法の規定により,都道府県道および市町村道の2種類がある。(1)都道府県道の認定要件は,地方的な幹線道路網を構成し,かつ市または人口5000人以上の町,主要な港湾,飛行場,停車場,観光地を相互に結び,あるいはこれらの主要地や施設と高速自動車国道や一般国道とを連結する道路および地方開発のためとくに必要な道路とされている。…

【道路】より

… しかし馬車時代を経験しなかった狭苦しい都市づくり,人口の都市集中,本格的な道路整備の出発の遅れなどから,日本の道路は規格,幅員,ネットワークの強さなどにおいてまだ不十分な点が多く,欧米道路先進国の5~6割の整備水準だといわれている。自動車
[道路の種類]
 道路法(1952公布)上では道路は高速自動車国道,一般国道,都道府県道,市町村道に分類される(3条)。管理主体に対応した分類であるが,ほぼ道路の機能上の分類ともなっている。…

※「市町村道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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