希硫酸・稀硫酸(読み)きりゅうさん

精選版 日本国語大辞典 「希硫酸・稀硫酸」の意味・読み・例文・類語

き‐りゅうさん ‥リウサン【希硫酸・稀硫酸】

〘名〙 水で薄めた低濃度の硫酸。濃硫酸に水を注ぐと激しく発熱して危険なので、水の中へ硫酸を静かに注入してつくる。
舎密開宗(1837‐47)内「稀硫酸を長頸壜に納置き」
[補注]「希硫酸」は「稀硫酸」の書き換え。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android