帰装(読み)キソウ

デジタル大辞泉 「帰装」の意味・読み・例文・類語

き‐そう〔‐サウ〕【帰装】

帰りの身じたく。
ただちに―を整う可く厳命した」〈蘆花黒潮

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「帰装」の意味・読み・例文・類語

き‐そう ‥サウ【帰装】

〘名〙 帰りじたく。〔布令字弁(1868‐72)〕
※黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一「訝かる侍女を喚んで、直に帰装を整ふ可く厳命した」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android