常世の神(読み)とこよのかみ

精選版 日本国語大辞典 「常世の神」の意味・読み・例文・類語

とこよ【常世】 の 神(かみ)

常世の国から来て、人間長寿・富を授けると考えられていた神。
書紀(720)皇極三年七月・歌謡太秦(うづまさ)は 神とも神と 聞え来る 騰挙預能柯微(トコヨノカミ)を 打ちきたますも」

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デジタル大辞泉 「常世の神」の意味・読み・例文・類語

とこよ‐の‐かみ【常世の神】

[連語]常世の国2の神。長寿・富などを授けるとされる。
太秦うつまさは神とも神と聞え来る―を打ちきたますも」〈皇極紀・歌謡〉

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