常套手段(読み)ジョウトウシュダン

デジタル大辞泉 「常套手段」の意味・読み・例文・類語

じょうとう‐しゅだん〔ジヤウタウ‐〕【常×套手段】

同じような場合にいつもきまって使う手段常用手段

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「常套手段」の意味・読み・例文・類語

じょうとう‐しゅだん ジャウタウ‥【常套手段】

〘名〙 同じような場合にいつも決まってとられる手段。ありふれたやり方。慣用手段
※軍国画報‐明治三八年(1905)五月号・来れ破(バルチック)艦隊!「其海賊的行為によりて彼が得意の常套手段を弄し」

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四字熟語を知る辞典 「常套手段」の解説

常套手段

同じような場合にいつも決まってとられる手段。ありふれたやり方。

[使用例] これが紡績工場における職工解雇の常套手段であるから[細井和喜蔵女工哀史|1925]

[使用例] 別のあるものに打ち込んで悲しみを忘れるという常套手段には、自分を欺すことの卑しさがあった[三島由紀夫真夏の死|1952]

[解説] 「常套」は決まったやりかた、ありふれていること。

[類語] かんようしゅだん

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