ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「常磐津文字兵衛(1世)」の意味・わかりやすい解説
常磐津文字兵衛(1世)
ときわずもじべえ[いっせい]
[没]1906
常磐津節の三味線方。初め太夫となり,八十太夫と名のったが,のち三味線方に転向,八十松と称した。万延1 (1860) 年岸沢派が分離独立したとき,常磐津文字兵衛と改名。その後立三味線として活躍した。晩年に文佐と改めた。
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