(読み)まん

精選版 日本国語大辞典 「幔」の意味・読み・例文・類語

まん【幔】

〘名〙 ひきまく。たれまく。おおい。幔の幕。
三代実録‐仁和元年(885)九月一四日「造幔四条黄絁十六疋」 〔張正見‐薄帷鑒明月詩〕

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デジタル大辞泉 「幔」の意味・読み・例文・類語

まん【×幔】

縦にだんだらの筋のある幕。幔幕

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世界大百科事典(旧版)内のの言及

【幔幕】より

…行事の場所などを他と区別するためまわりを囲むのに用いられる布製の用具。幕が布を横につなぎ合わせたのに対し,幔は布を縦につなぎ合わせた垂幕である。つなぎ合わせのとき,白と縹(はなだ),白と紺,白と紅など互いに異なる色を交互に用いたから斑幔(はんまん)とも呼ばれる。…

※「幔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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