平戸 廉吉(読み)ヒラト レンキチ

20世紀日本人名事典 「平戸 廉吉」の解説

平戸 廉吉
ヒラト レンキチ

大正期の詩人,美術評論家



生年
明治27(1894)年12月9日

没年
大正11(1922)年7月20日

出生地
大阪府

本名
川畑 正一(カワハタ ショウイチ)

学歴〔年〕
上智大学中退

経歴
報知新聞記者を経て日本美術学院に勤務。明治末期より詩作をし、曙光詩社の川路柳虹に師事。「現代詩歌」「炬火」の中心同人として活躍し、大正10年「日本詩人」の創刊号に未来主義の思想を方法的に自立させた「K病院の印象」を発表。イタリア未来派の影響下、同年“日本未来派宣言運動”なるビラを日比谷街頭で撒布。日本最初の未来派詩人として注目されたが夭折した。詩集に「飛鳥」「平戸廉吉詩集」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「平戸 廉吉」の解説

平戸 廉吉 (ひらと れんきち)

生年月日:1893年12月9日
大正時代の詩人;美術評論家
1922年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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