平松理準(読み)ひらまつ りじゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平松理準」の解説

平松理準 ひらまつ-りじゅん

1796-1881 江戸後期-明治時代の僧,詩人
寛政8年生まれ。真宗大谷派。高倉学寮で宗学をおさめるかたわら,頼山陽らに漢詩をまなぶ。江戸で大窪(おおくぼ)詩仏らに師事天保(てんぽう)11年武蔵(むさし)品川(東京都)の正徳寺住職。尊王派としても知られた。明治14年11月10日死去。86歳。美濃(みの)(岐阜県)出身。号は南園,小自在庵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android