平筆(読み)ひらふで

精選版 日本国語大辞典 「平筆」の意味・読み・例文・類語

ひら‐ふで【平筆】

〘名〙 日本画彩色に用いる筆で、口金を平たくして穂の幅を広くしたもの。
※俳諧・ゆめのあと(1797)「薄ぐらき簾にはさむ紙の屑 硯のはばの合ぬひら筆」

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デジタル大辞泉 「平筆」の意味・読み・例文・類語

ひら‐ふで【平筆】

日本画で彩色に用いる筆。穂先が平らにそろっている。塗り筆。

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