平野源三郎(読み)ひらの・げんざぶろう

朝日日本歴史人物事典 「平野源三郎」の解説

平野源三郎

没年:大正7.8.21(1918)
生年明治2.10.25(1869.11.28)
明治大正期,北海道民謡江差追分」の復興,追分ブームの推進役として活躍した名人。明治45(1912)年上京,追分節競演名声を博した。比較的低音でおおらかな歌い方が好評を得たという。<参考文献>館和夫『江差追分物語』

(大貫紀子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平野源三郎」の解説

平野源三郎 ひらの-げんざぶろう

1869-1918 明治-大正時代の民謡歌手。
明治2年10月25日生まれ。北海道の民謡「江差追分」の初期の名人で,その復興につくした。大正7年8月21日死去。50歳。北海道出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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