幸く(読み)サキク

デジタル大辞泉 「幸く」の意味・読み・例文・類語

さき‐く【幸く】

[副]《名詞「さき」に副詞をつくる接尾語「く」がついたもの》無事に。つつがなく。
「心は君を―来ませと」〈・二〇六九〉

さけく【幸く】

[副]「さきく」の上代東国方言。
久慈川は―あり待て潮舟にま梶しじぬき我は帰り来む」〈・四三六八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android