庄内海浜県立自然公園(読み)しょうないかいひんけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「庄内海浜県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

庄内海浜県立自然公園
しょうないかいひんけんりつしぜんこうえん

山形県中西部,日本海沿岸一帯を占める自然公園。面積 65.68km2。 1948年指定。酒田市宮野浦から鶴岡市鼠ケ関までの約 60kmに及ぶ。温泉と海岸美を特徴とする。北部は庄内砂丘からなる砂浜海岸が続き,南部は山地が海に迫り,海岸段丘や小沖積地がところにより発達する磯浜海岸。防風林の中でメロンなどの果樹栽培や花卉栽培が行なわれている。鼠ケ関の弁天島,暮坪の塩俵岩などの景勝地が多く,湯野浜温泉温海温泉湯田川温泉などの温泉地は探勝基地となっている。 1963年鶴岡市西部の金峰山,温海岳などの山岳地帯が追加指定された。

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