庇の大饗(読み)ヒサシノダイキョウ

デジタル大辞泉 「庇の大饗」の意味・読み・例文・類語

ひさし‐の‐だいきょう〔‐ダイキヤウ〕【×庇の大×饗】

平安時代大臣初任の時、寝殿庇の間で行った大饗宴。ひさしのたいきょう。→母屋もやの大饗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「庇の大饗」の意味・読み・例文・類語

ひさし【庇】 の 大饗(だいきょう・たいきょう)

大臣の大饗の一つ。大臣が初任の時、寝殿の庇の間で行なう大饗宴。⇔母屋(もや)の大饗
大鏡(12C前)二「ひさしの大饗せさせ給ひけるにも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android