精選版 日本国語大辞典 「府君」の意味・読み・例文・類語
ふ‐くん【府君】
[1] 〘名〙
※菅家文草(900頃)三・致河陽駅、有感而泣「去歳故人王府君、駅楼執レ手泣相分」 〔後漢書‐方術伝・華佗〕
② 死んだ父祖を敬っていう語。
[2] 神の名。泰山府君。
※雑談集(1305)七「太山府君の社に、宿せる事有けり」
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