延寿堂(読み)エンジュドウ

デジタル大辞泉 「延寿堂」の意味・読み・例文・類語

えんじゅ‐どう〔‐ダウ〕【延寿堂】

病気の僧のための治療所。安楽堂。
禅宗で、火葬場のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「延寿堂」の意味・読み・例文・類語

えんじゅ‐どう ‥ダウ【延寿堂】

〘名〙
① 病気の僧侶を収容する堂、または部屋
※永平道元禅師清規(13C中)知事清規「延寿堂病僧粥飯」
② 禅宗で、火葬場をいう。
空華日用工夫略集‐応安四年(1371)九月二日「荼毘于円学延寿堂

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android