延沢城跡(読み)のべさわじようあと

日本歴史地名大系 「延沢城跡」の解説

延沢城跡
のべさわじようあと

[現在地名]尾花沢市延沢

奥羽山脈から北に張出す標高約三〇〇メートルの古城おしろ山にある中世の城跡。連郭式の山城で、頂上に東西約六六間・南北約三八間の本丸、下って二の丸がある。北の尾根との間に二条の堀切があり、山下から本丸までの幅四メートルほどの道には二つの枡形門があった。本丸の門は石塁で築かれる。国指定史跡。城跡のスギは県指定天然記念物。天文年中(一五三二―五五)野辺沢満重が築いたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

国指定史跡ガイド 「延沢城跡」の解説

のべさわじょうあと【延沢城跡】


延沢銀山遺跡(のべさわぎんざんいせき)

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

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