弁理公使(読み)ベンリコウシ(英語表記)ministre résident

デジタル大辞泉 「弁理公使」の意味・読み・例文・類語

べんり‐こうし【弁理公使】

外交使節の第3の階級公使に次ぎ、代理公使上位。現在ではほとんど用いられていない。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「弁理公使」の意味・わかりやすい解説

弁理公使
べんりこうし
ministre résident

特命全権公使代理公使中間に位する常駐外交使節。 1961年の外交関係に関するウィーン条約で廃止された。

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世界大百科事典(旧版)内の弁理公使の言及

【公使】より

…以上三つの階級は,1815年のウィーン会議の際に正式に認められた。また,18年のエクス・ラ・シャペル会議において,公使と代理公使の間の階級として弁理公使が認められたが,これはその後使われなくなった。公使を代理公使等と区別するために特命全権公使と呼ぶことがある。…

※「弁理公使」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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