弊害(読み)へいがい

精選版 日本国語大辞典 「弊害」の意味・読み・例文・類語

へい‐がい【弊害】

〘名〙 悪いこと。害となるような事柄
開国の御沙汰書‐慶応四年(1868)一月二五日「是迄於幕府取結候条約之内、弊害有件件利害得失公議之上、御改革可在候」
※土(1910)〈長塚節〉一二「別段に認むべき弊害(ヘイガイ)が伴ふのでもないのであった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「弊害」の意味・読み・例文・類語

へい‐がい【弊害】

害になること。他に悪い影響を与える物事。害悪。「弊害を及ぼす」「弊害が伴う」
[類語]旧弊宿弊通弊語弊積弊流弊古い時代遅れ流行遅れ古風こふう昔風むかしふう旧式陳腐前近代的旧態依然中古オールドファッション昔ながら古式時代錯誤アナクロアナクロニズム固陋ころう頑愚頑迷気質かたぎ時弊余弊

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「弊害」の読み・字形・画数・意味

【弊害】へいがい

害悪。

字通「弊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android