弓筆(読み)ユミフデ

デジタル大辞泉 「弓筆」の意味・読み・例文・類語

ゆみ‐ふで【弓筆】

弓と筆。文武。「弓筆の道」
あとにとどめておくべき武者記録
後記にも佳名をとどむべき―の跡なるべけれ」〈謡・八島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弓筆」の意味・読み・例文・類語

ゆみ‐ふで【弓筆】

〘名〙
① 弓と筆。文武。
※俳諧・大海集(1672)六「弓筆の跡かや月に雁の文字〈友静〉」
② 記録すべき武者の事跡。また、その記録。
謡曲・八島(1430頃)「身を捨ててこそ後記にも、佳名を留むべき、弓筆の跡なるべけれ」

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