引き波リップルマーク(読み)ひきなみリップルマーク(英語表記)backwash ripple mark

岩石学辞典 「引き波リップルマーク」の解説

引き波リップルマーク

浜辺で波の逆流によって形成された流れによるリップルマーク[Kuenen : 1950].波打ち際引き潮によって生じるもので,峰は海岸線平行で約30cmの間隔で,広く平な峰と狭く浅い谷とからなっている[木村ほか : 1973].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android