引業(読み)いんごう

精選版 日本国語大辞典 「引業」の意味・読み・例文・類語

いん‐ごう ‥ゴフ【引業】

〘名〙 仏語五趣天上人間畜生餓鬼地獄四生(卵生・胎生・湿生・化生)など、来世の生まれ合わせを決定する業。→満業
※日蓮遺文‐開目抄(1272)「梵天王となる事、有漏の引業の上に慈悲を加へて生ずべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「引業」の意味・読み・例文・類語

いん‐ごう〔‐ゴフ〕【引業】

仏語。来世の生まれ合わせを決定する業。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android