デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「弥次・喜多」の解説 弥次・喜多 やじ・きた 十返舎一九(じっぺんしゃ-いっく)の滑稽(こっけい)本「道中膝栗毛」の主人公。滑稽な失敗をくりかえしながら旅をする,弥次郎兵衛と喜多八の自称江戸っ子コンビ。旅は東海道の上りからはじまり,京,大坂をへて金毘羅・宮島に参詣,もどって近江(おうみ)草津から中山道,木曾路,善光寺をめぐって江戸に帰着する。文化元年(1804)から約20年間にわたってかきつがれた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例