弩師(読み)どし

精選版 日本国語大辞典 「弩師」の意味・読み・例文・類語

ど‐し【弩師】

〘名〙
① 弩(おおゆみ)を引く人。また、それに長じた人。令制で、大宰府、鎮守府その他辺境の要地に配置されてその警備に当たった。史生(ししょう)に准じた待遇を得た。おおゆみの師。〔続日本紀‐天平宝字六年(762)四月辛未〕 〔後漢書‐順帝紀〕
② おおゆみを造ることを職とする人。〔三才図会‐器用〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「弩師」の読み・字形・画数・意味

【弩師】どし

弩の教官

字通「弩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android