強がり(読み)ツヨガリ

デジタル大辞泉 「強がり」の意味・読み・例文・類語

つよ‐がり【強がり】

弱みを見せまいとして、虚勢を張ること。また、その人。「強がりを言う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「強がり」の意味・読み・例文・類語

つよ‐がり【強がり】

〘名〙 (動詞「つよがる(強━)」の連用形名詞化) 実際以上に強そうな様子をしたり、強そうなことをいったりすること。また、そういうことばや人。
※社会観察万年筆(1914)〈松崎天民淪落の女から来た手紙「強い者に涙は禁物と、何時も自分で叱って、今日まで強(ツヨ)がりを続けて居ます」
蓼喰ふ虫(1928‐29)〈谷崎潤一郎〉五「心にもない強がりを云ふのではないのだが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android