強仕(読み)きょうし

精選版 日本国語大辞典 「強仕」の意味・読み・例文・類語

きょう‐し キャウ‥【強仕】

〘名〙 (「礼記曲礼」の「四十強而仕」から) 四〇歳の称。不惑
※本朝文粋(1060頃)一三・為左大臣供養浄妙寺願文〈大江匡衡〉「弟子自竹馬鳩車。至而立強仕
太平記(14C後)二七「御歳四十二にして御髪を落し給ひける。未だ強仕(キャウシ)の齢(よはひ)幾程も過ぎざるに」

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デジタル大辞泉 「強仕」の意味・読み・例文・類語

きょう‐し〔キヤウ‐〕【強仕】

《「礼記」曲礼上の「四十を強とう、すなわち仕う」から》40歳のこと。不惑。

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普及版 字通 「強仕」の読み・字形・画数・意味

【強仕】きよう(きやう)し

四十歳。はじめて任官する。〔礼記、曲礼上〕四十を強と曰ふ。而して仕ふ。

字通「強」の項目を見る

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