弾碁・弾棋(読み)だんぎ

精選版 日本国語大辞典 「弾碁・弾棋」の意味・読み・例文・類語

だん‐ぎ【弾碁・弾棋】

〘名〙 (「たんぎ」とも) 昔の遊戯一種中央が高くなった盤に対座して、双方が、盤上両側にそれぞれ六個(一説に八個)の白黒の石を並べ、交互にはじいて、相手の石に当たればその石を取り、はずれると逆にとられるというもの。石のなくなった方を負けとする。たぎ。いしはじき。〔十巻本和名抄(934頃)〕 〔後漢書‐梁冀伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android