精選版 日本国語大辞典 「彌遠長」の意味・読み・例文・類語
いや‐とおなが ‥とほなが【彌遠長】
〘形動〙 (「いや」は副詞)
① いよいよいつまでも続くさま。ますますながいさま。
※万葉(8C後)三・四二三「はふ葛の いや遠長く 〈一云 葛の根の 彌遠長爾(いやとほながニ)〉 万世に 絶えじと思ひて」
いや‐とおなが・し ‥とほながし【彌遠長】
〘連語〙 (「いや」は副詞)
① 空間的にいよいよ遠く長い。一段と遠く隔たっている。
② 時間的にいよいよ遠く長い。永久である。
※万葉(8C後)二・一九六「天地の 彌遠長久(いやとほながク) しのひゆかむ」
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