当世風(読み)とうせいふう

精選版 日本国語大辞典 「当世風」の意味・読み・例文・類語

とうせい‐ふう タウセイ‥【当世風】

〘名〙 当世のはやりの風俗風習。その時代若い人が好んで追い求める、粋で恰好がよいと思われる風俗や考え方。現代風。今様(いまよう)。いまふう。当世様
上杉家文書‐慶長一七年(1612)八月一三日・上杉定勝自筆古案集上杉家老臣連署掟書写「衣類・刀・脇指、形つくり質素律儀たるべし、さらに、当世風有之べからざる事」

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デジタル大辞泉 「当世風」の意味・読み・例文・類語

とうせい‐ふう〔タウセイ‐〕【当世風】

[名・形動]その時代に流行の風俗・風習や考え方であること。また、そのさま。今風。「当世風な(の)身なり」

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