彙類(読み)いるい

精選版 日本国語大辞典 「彙類」の意味・読み・例文・類語

い‐るい ヰ‥【彙類】

〘名〙 分類すること。また、同じたぐい。品類
※明六雑誌‐二二号(1874)知説・四〈西周〉「大綱を分つと雖ども間亦普通の中に特別を附せざることを得ざる者あり、是彙類の便に依る」
※文芸上の自然主義(1908)〈島村抱月〉二「シムボリズム、クラシシズムロマンチシズムの三名目が〈略〉文芸彙類の対照語として用ひられた」 〔馬祖常‐送簡管勾序〕

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デジタル大辞泉 「彙類」の意味・読み・例文・類語

い‐るい〔ヰ‐〕【彙類】

たぐい。同類
分類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「彙類」の読み・字形・画数・意味

【彙類】い(ゐ)るい

分類彙集。元・馬祖常〔簡管勾を送る序〕易にして坦夷、和樂して靜專、~彙して之れをるに、古の君子の域に入るは、亦た是れに由る。

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