影の煩ひ(読み)カゲノワズライ

デジタル大辞泉 「影の煩ひ」の意味・読み・例文・類語

かげ‐の‐わずらい〔‐わづらひ〕【影の煩ひ】

熱病一種病人の姿が二人に見えて、どちらが本人かわからなくなるというもの。離魂病。影のやまい
十七君かこひ女郎に―とりつきけるを」〈浮・敗毒散・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android