役使(読み)えきし

精選版 日本国語大辞典 「役使」の意味・読み・例文・類語

えき‐し【役使】

〘名〙 命令して、追いたて使うこと。使役
令集解(868)僧尼「古記云、苦使、謂役使一種也」 〔管子‐軽重丁〕

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デジタル大辞泉 「役使」の意味・読み・例文・類語

えき‐し【役使】

[名](スル)命じて召し使うこと。
「その業益々熾盛にして、許多工人を―し」〈中村訳・西国立志編

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「役使」の読み・字形・画数・意味

【役使】えきし

使役する。〔管子、軽重丁〕、馬謂の陽(みなみ)・牛山の陰(きた)に鬪ふ。管子~桓に復(まう)して曰く、天、をして君の郊に臨ましむ~と。~此れ天威に乘じて天下を動かすのなり。故に智は鬼を役し、而して愚は之れを信ず。

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