往生極楽院(読み)オウジョウゴクラクイン

デジタル大辞泉 「往生極楽院」の意味・読み・例文・類語

おうじょうごくらく‐いん〔ワウジヤウゴクラクヰン〕【往生極楽院】

京都市左京区にある三千院本堂

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精選版 日本国語大辞典 「往生極楽院」の意味・読み・例文・類語

おうじょうごくらく‐いん ワウジャウヰン【往生極楽院】

京都市左京区大原にある三千院の本堂。恵心院

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旺文社日本史事典 三訂版 「往生極楽院」の解説

往生極楽院
おうじょうごくらくいん

三千院

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世界大百科事典(旧版)内の往生極楽院の言及

【三千院】より

…現寺地は東に小野山を負い,声明にちなんで名付けられた呂(ろ)川と律(りつ)川を左右にひかえ,聚碧(じゆへき)園と有清(ゆうせい)園の二つの名庭を擁し,桜や紅葉や苔が美しく,洛北の名勝として名高い。本堂の往生極楽院(重要文化財)は,高松中納言実衡の妻真如房尼が,1148年(久安4)ころ夫の菩提を弔うために建立した常行三昧堂で,桁行4間・梁間3間,単層,入母屋造,柿葺き(こけらぶき)で,内部は藤原時代の阿弥陀堂建築になっている。堂内の本尊阿弥陀如来座像は丈六の巨像で,上品下生の印相,右脇侍の観音は蓮台をもち,左の勢至は合掌し,ともに膝を屈して阿弥陀来迎の姿を現している。…

※「往生極楽院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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