征旅(読み)セイリョ

デジタル大辞泉 「征旅」の意味・読み・例文・類語

せい‐りょ【征旅】

《「旅」は軍隊の意》討伐に向かう軍隊。遠征軍。
いくさのたび。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「征旅」の意味・読み・例文・類語

せい‐りょ【征旅】

〘名〙
① (「旅」は軍隊、いくさの意) 征伐の軍隊。遠征軍。
※国民歌謡・聖戦第二周年を迎ふ(1939)〈柴野為亥知〉「堂々の征旅(セイリョ)は進む旺(さかん)なり、皇軍威武」 〔曹植‐応詔詩〕
② いくさの旅。また、遠くまででかける旅。
※間人間話(1898)〈正岡子規〉「征旅の文学に益すること古来人の唱道する所にして」
③ 旅の客。〔潘岳‐上客舎議〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「征旅」の読み・字形・画数・意味

【征旅】せいりよ

討伐軍。

字通「征」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android