後七日の阿闍梨(読み)ごしちにちのあざり

精選版 日本国語大辞典 「後七日の阿闍梨」の意味・読み・例文・類語

ごしちにち【後七日】 の 阿闍梨(あざり)

宮中真言院に参上して、後七日の御修法をつとめる阿闍梨東寺長者が勤めた。
徒然草(1331頃)六三「後七日の阿闍梨、武者を集むる事」

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デジタル大辞泉 「後七日の阿闍梨」の意味・読み・例文・類語

ごしちにち‐の‐あざり【後七日の××梨】

後七日の御修法導師となった阿闍梨の位の僧。東寺長者が勤めた。

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