後刻(読み)ごこく

精選版 日本国語大辞典 「後刻」の意味・読み・例文・類語

ご‐こく【後刻】

〘名〙 のちほど。こうこく。〔文明本節用集(室町中)〕
※浄瑠璃・博多小女郎波枕(1718)上「けさから風引頭痛いたす。跡の咄は後刻(ゴコク)々々」
[補注]単に、のちほどという意で使われるほかに、武士言葉として別れのあいさつにも用いられた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「後刻」の意味・読み・例文・類語

ご‐こく【後刻】

しばらく時間のたったのち。のちほど。「詳しい話は後刻改めて」⇔先刻
[類語]後程

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