後太刀(読み)のちだち

精選版 日本国語大辞典 「後太刀」の意味・読み・例文・類語

のち‐だち【後太刀】

〘名〙 数人で襲撃する時、最初に切りつける先太刀(さきだち)または初太刀呼称に対して、続いて切りつけることをいう。また、その人。⇔先太刀
武家名目抄(19C中か)軍陣部「市助先太刀を仕候我等は後ち太刀と申」

あと‐たち【後太刀】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android