後室模様(読み)コウシツモヨウ

デジタル大辞泉 「後室模様」の意味・読み・例文・類語

こうしつ‐もよう〔‐モヤウ〕【後室模様】

後室2着物にふさわしい地味な模様の意》模様を白上がりにして、上絵を墨で描いたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後室模様」の意味・読み・例文・類語

こうしつ‐もよう ‥モヤウ【後室模様】

〘名〙 (後室にふさわしい地味な模様の意) 白、黒紅の地の上に草花模様を後室向きに散らしたもの。
浮世草子好色一代男(1682)四「後室模様(コウシツモヤウ)のきる物・大綿帽子・房付の念数(じゅず)など入置て符作り」

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