後生掛温泉(読み)ゴショウガケオンセン

デジタル大辞泉 「後生掛温泉」の意味・読み・例文・類語

ごしょうがけ‐おんせん〔ゴシヤウがけヲンセン〕【後生掛温泉】

秋田県鹿角かづの市にある温泉泉質硫黄泉八幡平はちまんたい温泉郷の一つで、箱蒸し風呂有名

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「後生掛温泉」の意味・わかりやすい解説

後生掛温泉
ごしょがけおんせん

秋田県北東部、鹿角市(かづのし)にある温泉。国民保養温泉地に指定されている八幡平温泉郷(はちまんたいおんせんきょう)の一つ。泉質は硫黄泉。付近に泥火山噴気、噴湯などの火山現象のみられる自然研究路がある。土間に敷いた莚(むしろ)に寝て体を温める地熱利用のオンドル式温泉や、蒸気を利用した蒸し風呂(ぶろ)が特徴。JR田沢湖線(秋田新幹線)田沢湖駅やJR花輪線鹿角花輪駅からバス便(冬期運休)がある。

[宮崎禮次郎]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「後生掛温泉」の意味・わかりやすい解説

後生掛温泉
ごしょがけおんせん

秋田県北東部,鹿角市の最南部,八幡平西麓にある温泉。泉質は硫黄泉。泉温は 90℃。ブナ原生林に囲まれた湯治場で,自炊施設として地熱を利用したオンドル小屋や特異な蒸し風呂がある。温泉場に接して大湯沼や泥火山,噴気孔などがあり,自然研究路も設定されている。八幡平温泉郷にあり,国民保養温泉地に指定。十和田八幡平国立公園に属する。

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