後継(読み)こうけい

精選版 日本国語大辞典 「後継」の意味・読み・例文・類語

こう‐けい【後継】

〘名〙
① あるもののあとを継ぐこと。また、その者。あとつぎ
越前竹人形(1963)〈水上勉一九「いわゆる喜助人形の後継であるかどうか、〈略〉知らない」
② あとから続くこと。特に、あとから続く軍隊。あとぞなえ。後詰(ごづめ)
日本外史(1827)一「臣将先進。請賜後継」 〔晉書‐景帝紀〕

あと‐つぎ【後継】

〘名〙 産後へその緒を切ることの忌み詞。
※簾中旧記(1521頃か)御産所の事「御あとつぎには、御産所へなり候て公方さま御ゑなを御つぎ候」

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デジタル大辞泉 「後継」の意味・読み・例文・類語

こう‐けい【後継】

前任者や師・先輩などから、事業学問地位などを引き継ぐこと。また、その人。あとつぎ。「後継内閣」「後継者」
あとに続くこと。特に、あとから続く軍隊。あとぞなえ。
[類語]継承相続相承承継踏襲世襲受け継ぐ引き継ぐ

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普及版 字通 「後継」の読み・字形・画数・意味

【後継】こうけい

後嗣。

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