後藤田正晴(読み)ごとうだ まさはる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「後藤田正晴」の解説

後藤田正晴 ごとうだ-まさはる

1914-2005 昭和-平成時代の官僚,政治家。
大正3年8月9日生まれ。内務省にはいり,昭和44年警察庁長官。51年衆議院議員(当選7回,自民党)。第2次大平内閣の自治相をはじめ,官房長官(3回),行政管理庁長官,総務庁長官をつとめ,歴代首相から頼りにされて「懐刀」「智恵袋」「カミソリ」などとよばれた。宮沢内閣の副総理兼法相をつとめ,後継首班に推されたが辞退,河野洋平総裁擁立護憲論客としても知られた。平成8年引退。平成17年9月19日死去。91歳。徳島県出身。東京帝大卒。著作に「内閣官房長官」「政治とは何か」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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