後藤蔵四郎(読み)ごとう くらしろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「後藤蔵四郎」の解説

後藤蔵四郎 ごとう-くらしろう

1865-1945 明治-昭和時代前期の教育者,郷土史家。
元治2年1月生まれ。郷里島根県下の小学校訓導をへて東京物理学校(現東京理大)を卒業し,松江中学などで物理,地理学をおしえる。「出雲国(いずものくに)風土記」など郷土史を研究し,隠岐(おき)の後醍醐(ごだいご)天皇行在所について持説を主張した。昭和20年7月1日死去。81歳。著作に「出雲風土記註解」「出雲方言考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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