徒費(読み)とひ

精選版 日本国語大辞典 「徒費」の意味・読み・例文・類語

と‐ひ【徒費】

〘名〙 金、労力時間などを無駄に使うこと。また、その使ったもの。無益なついえ。浪費
※地方官会議日誌‐七・明治八年(1875)六月二八日「若し此制に従て五間四間とするときは、廃するに至りて、徒費に属す」 〔陸機文賦

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「徒費」の意味・読み・例文・類語

と‐ひ【徒費】

[名](スル)金銭・時間・労力などをむだに使うこと。また、その使ったもの。浪費。
「―した時間が如何にも惜しまれるように」〈菊池寛恩讐の彼方に
[類語]無駄遣い浪費濫費散財空費冗費使い込む不経済

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android