得選子(読み)トクセンコ

デジタル大辞泉 「得選子」の意味・読み・例文・類語

とくせん‐こ【得選子】

得選1を親しんで呼ぶ語。とくせにこ。
「―がねやなる」〈神楽・得選子〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「得選子」の意味・読み・例文・類語

とくせん‐こ【得選子】

〘名〙 (「とくせにこ」とも) 得選(とくせん)①を親しんでいう語。
神楽歌(9C後)得選子「〈本〉得銭子(とくせにこ)が閨(ねや)なる や 霜結ふ檜葉を 誰かは手折りし 得銭子やたたら濃き日よや 誰かは手折りし 得銭子」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android