御伝鈔(読み)ゴデンショウ

デジタル大辞泉 「御伝鈔」の意味・読み・例文・類語

ごでんしょう〔ゴデンセウ〕【御伝鈔】

鎌倉時代の仏教書。2巻または4巻。覚如かくにょ著。永仁3年(1295)成立親鸞しんらん行実絵詞えことばで記した同人著の「親鸞伝絵」から、その文章を抄出したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御伝鈔」の意味・読み・例文・類語

ごでんしょう ゴデンセウ【御伝鈔】

浄土真宗覚如一二七〇‐一三五一)の著。二巻または四巻。永仁三年(一二九五)の撰述。親鸞の行状を文と絵で交互に記した「本願寺聖人親鸞伝絵」から、文章の部分だけを抄出別行させたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android