御嬢(読み)オジョウ

デジタル大辞泉 「御嬢」の意味・読み・例文・類語

お‐じょう〔‐ヂヤウ〕【御嬢】

他人の娘の敬称。お嬢様。
「あの飯島の―もかわいそうに亡くなりましたよ」〈円朝怪談牡丹灯籠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御嬢」の意味・読み・例文・類語

お‐じょう ‥ヂャウ【御嬢】

〘名〙 (「お」は接頭語)
上流、中流家庭の娘に対する尊敬語。お嬢さま。
歌舞伎お染久松色読販(1813)大切「庄屋のお嬢(ぜう)が新田村(しんでんむら)の杢蔵男(もくざうをとこ)にうっ惚れて」
② 他人の妻をいう語。〔物類称呼(1775)〕

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